先物取引の取引時間

昔はザラバは前場が9:00〜11:00、後場は12:30〜15:30までと一律で決まっていましたし、板寄せも9:00から始まり、最終取引が15:30から始まって、終わるまででした。
でも、2008年1月から取引時間が一部改定されました。

東京工業品取引所の取引時間は、2008年1月7日より、後場が15:30までの取引から、17:30までの取引へと2時間延長されました。

東京穀物商品取引所の「東京粗糖(注)」「東京アラビカコーヒー」「東京ロブスタコーヒー」の3銘柄は、2008年1月4日より「板寄せ取引」から「ザラバ取引」に移行しました。
取引時間も前場が9:00〜11:00、後場が13:00〜15:00となっています。

→注)粗糖とは、精糖として砂糖になる前の段階の状態を言います。粗糖の不純物を取ってから、脱色、結晶させたものが砂糖となります。

取引時間が延長されたことで、海外市況を少しでも反映した取引ができますし、幅広いお客様にも対応できるようになったのではないかと思います。
それに、工業品はザラバ、穀物は板寄せ、という感じだったのに、板寄せでしか取引できなかった銘柄がザラバになって、いつでも取引できるというのは、便利と言えば、便利だと思います。
オンライントレーダーにとっては、特にザラバ銘柄の方が取引しやすいと思いますし。

取引しなければ分からないと思いますが、穀物には穀物にしかない、面白さがあるんですよ。
工業品とはまた違う予測、スリル、要因があり、勝負するぞ!という感じが味わえると思いますし、これぞ、商品先物!という感じがすると思います。

2008年の1月まで実際にセリを聞きながら、お客さんと相談しながら仲介してくれてる業務の人に○○枚買い!とか○○枚売り!とかを声を張りながら手でサインを出しながら取引するので、臨場感たっぷりだったんですよ。

だから、ギャンブラーや根っからの勝負師の人は、穀物の方が好きだという人も多いのではないでしょうかねぇ。

それが、ザラバになれば、時間がない人、工業品しかしたことがない人にでもとっかかりやすくなって良いと思います。より、株式投資に近づいたと言いますか…。
商品相場を張っていたものとしては少々寂しい気もしますが、いずれ、ザラバ取引ばかりになれば、オンライントレードももっと活発化するかもしれませんね。

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