外務員って信用していいの？/元外務員がおしえる面白いほどわかる商品先物取引

外務員って信用していいの？

基本的にはアドバイスとして受け取ってください。
でも、鵜呑みにしてはダメです。
最初から嘘をつこうとする人ばかりではありませんし、嘘をつくつもりがない人が大半だとは思いますが、手数料稼ぎのために、細かく売買してほしいのは確かです。

例えば、１００円上がるまで待つ、と言ってたら全然上がらない。
外務員は一度５０円で利食いしましょう、利益をちょっとずつ貯めていって、お金に余裕を持たせましょう、と言う。

その後また少しでも安い値段でもう１回買いなおしたらいいじゃないか、と言われ、利食いした後にもう５０円上がって、結果として何もしなければ１００円儲かったのに、となった場合、手数料稼ぎと取るか、堅実にいったと取るかは、やはりその担当者との会話の過程だと私は思います。

でも、明らかに１日に何回も何回も売り買いを勧めてくるのは、手数料稼ぎですので、断ったほうが良いですね。

ただ、利食いや損切りを早い段階で勧めてくるのは、実際動きの早い取引ですので、株とかと比べるとどうしても利食いも損切りも早めにした方が確実なのは確かなんです。
株とか外貨預金などと比べて手数料が高くなるのは、取引の性質上ある程度は仕方ないことだと割り切らないといけない部分はあると思います。

私がいた会社もそうでしたが、会社によっては、手数料が自由化されてからは、損切りの場合は手数料をいただきません、というところもあります。少しでも良心的にやっている会社を選んでみてはいかがでしょうか。

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